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こんにちは、星野ユリアです☕
久しぶりの占い案件が想像以上に激重で、結論がほぼ8割決まっていた人の事例の続きです。

私が以前占い相談を受けた方の後々の報告から、モラハラ被害を受けた方がどんな風に職場で追い詰められ、最終的に“退職”という決断に至ったのかをご紹介したいと思います。
「私が悪いのかな?」
「辞めたら負け?」
そう思ってしまう方にとって、少しでも心が軽くなるヒントになればうれしいです。
◆男性が受けていた「モラハラ」の実態
今回のケースは30代男性、オフィス系の業務をしていた方。
転職して一か月、些細な事から遅れてしまった彼は研修からこんな対応を受けていたそうです。
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研修中なのに人格態度すべて全否定され続ける。(私が見る限りそういう態度の人ではないです)
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業務中の発言を逐一否定される
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あいさつを絶対するようにと会社で研修をうけてるのに、彼だけあいさつを返してもらえない。
最初は「自分が慣れてないから仕方ない」と思っていたそうですが、時間が経つにつれてメンタル不調に。
ついにある日、上司の言葉で決定的なラインを越えました。
「自分のヤバさをじかくしてくださいよ、私の時間を無駄に奪わないでください」
この言葉で、「この場所に自分の未来はない」と、はっきり気づいたそうです。
◆「退職」は逃げじゃない:心を守るための最善の選択肢
「退職=敗北」と思いがちですが、それは違います。
むしろ、“自分の命と尊厳を守る”という意味での最善策であることも少なくありません。
今回の男性も、辞めることで自分を取り戻す時間が生まれ、精神科に通いながら少しずつ自分を取り戻していきました。
✨実際に行ったこと:
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信頼できる人に相談する。
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相談室の相談支援員に連絡する。
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躁鬱がおかしな崩れ方をしていたため、フラットに戻すため休養。
- かかりつけ医のメンタルクリニックに相談する。
◆記録の取り方:コールセンターや制限のある職場での対応
コールセンターやセキュリティの厳しい職場では、録音やスマホ、場合によりアナログのメモ帳など持ち込みが禁止されていることがほとんど。
でも、記録をまったく残せないわけではありません。
✅おすすめ休憩室やセンター外で記録する
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ノートに【日付/時間/発言内容/状況】を箇条書き
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できる限り冷静かつ具体的に(例:「6/3 午前10:05 上司が“お前は異常だ”と発言。周囲に同僚2名」)
- スマホのメモ、カレンダー機能を活用する。
このメモは、労働基準監督署やカウンセリングの場でも“状況説明の補助資料”になります。
◆「誰かに話す」だけでも違う:相談できる窓口と人たち
モラハラのつらさは、「これって私の勘違い?」と自分を責めてしまうことにもあります。
でも、誰かに話すことで、自分がどれだけ追い込まれていたかが見えてくるもの。
相談できる窓口(無料〜低価格):
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労働基準監督署(各地域の労働局)
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都道府県の「労働相談センター」
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メンタルクリニック/心療内科
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法テラス(法律相談)
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ハラスメント窓口がある場合、社内相談も可(録音・記録は忘れずに)
また、知人・家族・SNSの「安心できる小さなコミュニティ」も力になります。
「心の安心センター」はスマホからは通話料がかかりますし、基本繋がらない事が多いです。利用を考えて数回電話してみて、つながらなかったユリアとしてはこちらはおすすめしません。
◆退職後の選択肢と“その後の人生”の立て直し方
この男性は、退職後3ヶ月は休養に専念(予定だそうです)。
その後、障碍者手帳があるので障碍者雇用を視野に入れた就労支援活動、もしくは昔お世話になっていた会社に戻ろうかと考えているようです。
沢山の疾患があり、持病があるため障碍者年金と生保も受けている彼ですが、目標はやはり生保を抜けての自活だそうです。
私としてはそれだけ重い運命を背負わされたのだから、働くことを諦めて、できる趣味を探して生きてもいいのでは??と思うのですけどね。
✅退職後にやったこと:
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相談支援員に後フォローを頼む。
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訪問看護師や訪問診療さんに連絡して段取り。
- メンタルクリニックの予約をできるだけはやめる。
※彼の場合、事情が特殊なだけに一般的には参考にならないかもです。
一般向けやること
- ハロワで状況が合うなら失業手当などの申請
- 退職理由をなるべく会社都合にしてもらう。(雇用保険が早くもらえる)
- 生計が無い、共存する家族がいないなら生活保護相談
- 転職エージェントにて転職相談(退職理由などうまくアドバイスで固めましょう)
- 必要ならメンタルクリニックなどを受診する
特殊な事例だったので、一応一般向けのやったほうがいいこともまとめておきます✨
◆まとめ:退職は“終わり”ではなく、“次のステップ”の始まり
モラハラを受けて、クビ候補とまで言われた男性が選んだのは「退職」でした。
でもそれは、自分を守るための“勇気ある選択”であり、結果として選択肢に「就労支援」「障碍者雇用」「前の仕事にもどる」といった可能性が増える“新しい人生の第一歩”になりました。
あなたも今、同じような状況で悩んでいるのなら——
「辞めるかどうか」ではなく、「どうやったら自分の人生を取り戻せるか」という視点で考えてみてくださいね。
※なお私ユリアもコールセンター経験もあり、久しぶりにブランクある中副業中です。
ただ見ていて、明らかに「辞めさせたいんだろうなって人には」キッツいサイコパスのような人を担当指導員にあてがったりしてるのを目の当たりにしてました。
なので彼の事例、これは他人事ではありません。
🔽 もし今すぐ行動できない人へ:小さな一歩のススメ
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今日あったつらいことを、まずはメモに残す
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相談できる窓口をひとつだけ検索してブックマークする
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「このままじゃ嫌だ」と心の中で言ってみるだけでもOK
あなたの人生は、あなたのものです。
ちゃんと、守ってあげてくださいね🌿
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